本の読み方が変わってきました。

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本の読み方が変わってきました。

 

すこし前までは、ビジネス書とか実用書というか、知識をつけたりですね、要は役に立つかどうかを重視して本を選んでましたね。

 

なので、小説をまったく読まなくなりました。

 

小説というのは、仕事に役に立たないし、新しい知識を学べるわけではないし、何の意味があるのだろうと思ってました。

 

2年くらい前から考えは変わりまして、文体とか文章に表れる息づかいみたいなものに魅力を感じるようになり、小説の方が読みたいと思うことが増えました。

 

 

ですがですが、とはいっても、刻々と変化していく時代に追いついて、追い抜かしていくためには、フィンテックやらイノベーションやらのビジネス界隈も理解する必要もあるなと思います。(何もわかってない)

 

要は、バランスか大事ですね。

いささか、ざっくりすぎるまとめですが。

 

 

さて、ちょいと文体についてお話しさせてもよろしいでしょうか?

 

まぁ、イヤという権利はみなさんにはありませんが笑、お付き合いください。

 

仕事で工場に行くことがありまして、工員の人たちが情報を共有するための連絡ノート(本当に手書きのノートです)が置いてあったんですね。

 

そこに工場のエライ人から若手の工員にへのお怒りのお言葉が書いてあったのですが、その中身をちょー簡単に要約すると、「失敗ばっかりしやがって、仕事なめてんのか、ボケが」という感じでした。

 

当事者としてはヘコむだろうなという内容でした。が、そこに漂っているエネルギーというか、罵詈雑言の生命力というか、感情をむき出しにしているところに何か惹かれるものがありました。

 

そこに人が生きていて、何かを想いを抱えながら、その一部を吐きだそうとしている。だけれども、文章を書くことに慣れていないのか、不器用さというか、怒りだけしか伝えることができない。

 

小説とかきれいにまとまった文章の良さもあるのですが、こういう現実世界の、リアリティのかたまりというか、人の存在が感じられる文章にも魅力を感じます。

 

なので、昨今のフェイスブックにあふれている思いの丈がつまった投稿を閲覧するのは、僕の趣味の一つでもあります。いささか性格はわるいのですが。

 

今日はそんなところです。

ご静読ありがとうございました。