下腹部を襲う、人としての尊厳の危機

 

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大阪の街中を交際相手と歩いておりました。休日のなんともまぁ、至福のひと時であったのですが、人生は諸行無常、塞翁が馬ということで、非常事態が私に訪れました。

 

本町から中之島を抜けて、南森町にある大阪天満宮のすぐそばの繁昌亭という落語の寄席があるところに向かっていたところ、下腹部に激痛が襲いました。

 

教養と見識のある紳士・淑女のみなさまであれば、私の身に何が起きた容易に察せられることか思います。

 

おそらく昨夜の鳥の刺身か、昼食のカレーのスパイスが原因かと推察されますが、それはもう立ち所に不自然な姿勢を取りながら、歩を進めたわけでございます。

 

すぐ近くにコンビニもなく、さっと入れそうな駅や商業施設もなく、この世にはこんなにも便利な所は存在しないのだという事実に私は絶望しました。

 

ちなみに、フランスのパリを旅していた時も同様の事件が起こりました。パリの街中をもぞもぞしながら近くの洒落たカフェーに入りまして、便利な所を貸していただけませんか、とお願いしたことがありまして、それが走馬灯のように思い出されました。

 

ちなみにちなみに、その時は店員から拒否をされるというアジア人差別を受けたのですが(もちろん冗談ですよ)、

 

「いくらだったらいいんだい?」とアジア人らしく?お金を払ってなんとか貸してもらいました。

 

話は戻りまして、結局のところ、下腹部に激痛の走ってから1キロほどもぞもぞしながら(距離感は個人的な感想です)、ファミリーマート南森町南店に駆け込み、事なきを得ました。ありがとう、ファミリーマート南森町南店。

 

落語は結果としては、下腹部の激痛のおかけで半分ほどしか鑑賞できませんでした。交際相手はおそらく心底失望し、心の中で私のことを「◯んこマン」とでも呼んでいるでしょう。

 

みなさん、お腹の痛みには注意しましょう。下腹部のテロはいつ起きるかわからないので、常に便利な所の場所を把握しておきましょう。

 

それでは