平成最後の夏

 

ご無沙汰しております。

 

はい。

 

最近ネット上では、よく平成最後の夏という言いまわしをよく目にします。

 

すでに今年の夏ははじまっていたのですが、梅雨の期間は夏というよりは梅雨で、梅雨の時期そのものが季節のような印象があります。

 

そして七月に入り、夏になりました。

確実に。

 

僕は今、つり革につかまっていて、目の前で座っている6人のうち6人が半袖で、6人のうち5人がスマートフォンを触っています。

 

だからなんだっていう話ですが、これが平成最後の夏の景色の一つでもあります。

 

iPhone Xをいじる女子高生だろうと、おっぱいがはみ出そうなキャバ嬢だろうと、扇子を持ち歩くサラリーマンだろうと、551の豚まんを網棚の上に置くおばあちゃんだろうと、

 

平等に平成最後の夏はやってきて、そしてそれは過ぎていくんだなということです。そういうそれぞれの人の営みがあることに僕は心が動かされております。

 

幸せな事もあるし、辛い事もある。眠い時もあるし、家でゴロゴロしていたい時もあるし、昼間から酒を飲みたい時もある。

 

たいていの場合、楽に、楽しく過ごしたい。でもまぁ、やらなくちゃいけないことをやらないと、生活が成り立たないわけで。

 

そうやって、僕の平成最後の夏も平等に過ぎていくのだと思います。

 

それでは