繰り返される新しい生活

世間は、師走ということで、今年を振り返って、この一年を清算する態勢に入っております。

一方の僕は、と言いますと、ひっそりと新しい生活がはじまりました。

12月に新しい生活をはじめるということは、なんだか少し、アンバランスな感じがします。まわりは圧倒的に「よーし今年も終わるぜ」みたいな雰囲気。

なのに、僕だけ4月的な、桜が満開で、これからの生活が期待と不安を覚えているみたいな感じで、とても違和感があります。

新しい生活とはいえ、もうこれで何回目なのだろうか、と数えるのがめんどくさくなるくらいには、新しい生活をしているわけです。なんというか、新しい生活がルーティーン化しているわけです。

新鮮味という意味では、小学校に入ったときや、初めて海外に入ったときや、初めて就職したときの、感じではないですね。

あの、「何がこれから起こるのだろうか」という前がまったく見えないという感じ。そういう経験ができることは、ますます少なくなるでしょう。齢が、30歳をむかえようとしているのにも、納得がいきます。

まあ、どちらかというと、先が見えないことに、不安を覚えやすいタイプではありますので、歳を取ることはわるいことでもないなと思います。

だいたいそんな感じで、今日という日が過ぎていくわけであります。

ではまた