文化的な都市だなということ。
えっ?改めて言うまでもないことを、ってやつですかね。
お寺、神社的な、デントー的な、ザ・日本的な施設については言うまでもないことです。
僕が気になったのは、河原町を出たあたりにいる、路上ライブをしているシンガーソングライターとか。
「あなたのインスピレーションで絵を描きます」とか。
なんだかよくわからないデザインアクセサリーを売っているアーティストとか。
己の才能一つで、人生を生きているのが、なんともリスペクトすべきだなと思うわけですが、そういう人たちを文化として受け入れる雰囲気が京都にはあるなぁと感じました。
デントーもあるけれど、意外とそういう新しい試みをしている人が京都にはたくさんいるな、と思うんです。とりあえず面白いことやってみなさいな、とような懐の広さを感じます。
そして、そういうアーティストが、成功すればそれは京都らしさに加えられるような気がします。「生き残ったら京都として認めてやる」みたいな。
京都へようこそ、京都を舞台に頑張りたまえ。もしうまくいったら、京都発として認めてやる。それまで外様だからな。みたいな。
ああ、何も根拠はないです。完全に主観です。
本当になんとなく河原町やら、烏丸やら、祇園やら、を毎日歩いていて、ふと思ったことなのです。
京都には、なんとなくアート的なものを持ち込んで一旗あげてやろうとしているショップやらブランドやらがそこはかとなく存在しています。
デントー文化を借りたりしながら、自分たちのテイストを出そうとしています。
そういう感じけっこう好きです。このなんとなくの主観が正しいかどうかとか、具体的な例を今後探してみたいと思います。
なんともざっくりとした京都について所感でした。
それでは