クビが決まって一週間

 クビの宣告を受けて一週間。

入社してからのいろいろを振り返ってみても、なにからなにまで、こちらが思い描いているものと、あちらのそれが、どうも合わないなあ、という印象はありました。なので、なるべくしてこうなったのかなという気持ちはあります。

「君の心は本当に美しい、だが、うちでやっていくのは無理だ」

 

こんなふうにクビを宣告されて、なんというか、まあ、能力がなかったということも合わせて伝えられたのだけど、こんなふうにクビにされるのはなんとも後味がよくない。

人材としていらない、君は無能である、と宣告されているのだが、人としては認められているから、やりきれないんですね。

無能と罵られ、人格を否定をされたのであれば、きっぱりとこの会社はくそだ、みたいな感じで、とっても怒りをぶちまけられるのですが、まあ、その、冷静に私という人間をみて、その会社ではやっていけないと判断されていることがわかります。

それが一層また、僕をなんとも言えない気持ちにさせるわけでもありますが。

僕は僕なりの言い分は、いくらかありますが、客観的にはみて、これは、雇用のミスマッチということで結論はつくのではないかなと考えております。

 

しっかりと失業保険も出そうなので、転職活動だとか、いろいろと今後の方向性について考える良い機会だととらえて、今の状況を受け入れるしかないんでしょうね。

「受け入れるしかない」というと消極的な印象ですね。それよりも、なんというか、起きている状況を、「ああ、そうだよなあ、こういう人生なんだなあ」と受け止めている感じも出てきましたな。

ようこそ、わたしの運命。

そんなかんじです。

 

どこで、なにを、していくか、

やりたいことと、やれることと、どうやって折り合いをつけるか、

 

まあ、そんなかんじです。

 

それでは