失われた年末年始の呪術感

こうありたいとか、こうなりたいとか、相変わらず苦手なんだなと前回の記事を書きながら思いました。

 

世の中には特に振り返りとしないで生きている人たちもたくさんいるのに、それでも来年の目標など、何かを目指そうという自分を強迫させるものはなんだろうね。

 

あけましておめでとうございます。

2020年ですね。 

21世紀も来るところまで来ましたね。

 

新年を迎えての感想は、とにかくやる気が起きない。なんなんだ。とてもぼんやりしている。それについては、時間が解決してくれるので待ちます。

 

でまぁ、一つ書き残しておきたいのは、年末年始感がまったくないこと。

 

なにが原因なんでしょうね。私が歳を取ったからでしょうか。29日まで仕事をしていたからでしょうか。

 

年末年始にある独特の呪術感がない。時の流れ方が異様で何か住んでいそうなあの感覚がない。

 

特に根拠はないのだけど、

 

餅つき、年末の掃除、鏡餅、おせち等々あらゆる行事が簡素化・廃止されたからでしょうか。

 

式典のように個々の儀式を行うことで醸成される雰囲気がなくなったような感覚がします。

 

あるいは、ネットやらであらゆるものを接続された結果、年末年始の特別感がなくなって、日常の延長になってしまったからでしょうか。

 

よくわからないですが、何かが、失われてしまったのでしょう。

 

といっても、そもそも、既に自分が育った時代も何かが失われた後なのかもしれませんが。

 

そんなかんじで元旦を過ごしています。