死な時ってこんな感じなんだような、というのも経験しました。
「死ぬ時ってこんな感じなんだな、という経験をしました」が正しいですね。
恐怖と焦りで字が荒れたわけです。
飛行機に乗ってたんですけど、
ひたすら高度を下げて、
たぶん5分くらい、
エンジンの音がしなかったんですね。
CAさんも消えてしまって、
ずっと揺れて、落ちていって。
なんでしょう、飛行機乗ったことのある人ならわかるでしょうけど、
たまに気流がわるいから、揺れます、みたいなのあるじゃないですか。
そういうじゃなくて、機長から、「ベルト締めて座れ」とだけアナウンスがあって、
ゆれるゆれるゆれる。
おちるおちるおちる。
ずっとずっとずっと。
急にJ-POPになりました笑
そうですね、
背筋が凍る。
腰が抜ける。
比喩じゃなくて。
ほんとに背中と腰が変な感じになりました。
今までも、「これって死ですか?」とちょっと考えてしまうくらいな揺れはありましたが、
今回に関しては、
「あ、これ、死んだな」
と真剣に、真面目に、思いました。
ここまでなのか、私の人生は、と。
なので、
両親とか交際相手に、
今までありがとう、とか遺書を書き始めたし、
でも、なんて言っていいかわからんなくて、
うまく文章が書けないというか、
ただただこわくて、
これが差し迫った死の恐怖なんだな、と。
あとは、まだ僕は生きていきたいんだな、と。
明日のプレゼンの準備ができてないなんて、かわいいなもんだな、と。
風の前の塵に同じ的なあれでしょうか。
そんなことを考えましたね。
それでは